＜ジャンル＞
ほっこり、泣ける
＜おすすめ度＞
これも勉強…😭
可もなく不可もなく🤔
そこそこ良かった🙂
すげー良かった😆 ⬅️ココ
全人類見て！！😳
＜あらすじ＞
森のはずれにある古いおもちゃ工場に迷い込んだすみっコたち。その工場長に誘われて、すみっコたちは不思議な「動くおもちゃ」を作ることになった。始めはそれぞれの特技を生かして順調におもちゃを製造していたが、日に日に目標数値が上げられ忙しくなっていく。どうやら工場長は何かに焦っているようで…。
一方、大量に作られたおもちゃたちは勝手に動いて街を荒らしまわっていた。それに気づいたすみっコたちは街に戻ろうとするが、なぜか工場に閉じ込められてしまう。多くの謎を抱えたおもちゃ工場と工場長の正体とは？
＜感想＞
可愛い見た目に反してエグい物語に定評のあるすみっコぐらしシリーズ（言い方）。第一作目の絵本のときに優しいまどマギ（私見）ぶちかましてきたので覚悟はしてたのですが、いやー今回もやばかった。可愛いから、子供向けだからと舐めてかかると大火傷する名作です。
おもちゃ工場で働き始めてしばらくすると、ブラック企業の雰囲気が漂い始めて胃が痛い。あくまでもすみっコぐらしなので生々しい表現はないのですが、成績貼り出されたり休憩してると怒られたりして、いつ足の引っ張り合いが始まるんだろうとか誰が最初にメンタル病むんだろうとかハラハラ。結局みんな無事で良かった…本当に良かった…（切実）
そして黒幕だと思われた工場長はただの傀儡だった。バトル漫画ならよくあることですがすみっコぐらしでやるのかwさすがすぎるwでも他のおもちゃはマークが消えると動かなくなったのに、マークが無事にもかかわらずなんで急に動かなくなったのかは結局謎のまま？
で、黒幕はまさかの工場そのもの。「人が作ったものが人に見捨てられて暴走する」っていうのどっかで見たと思ったらミュウツーの逆襲だな？一歩間違ったらすみっコたちみんな死んでたしわりと闇深いぞこれ。
でもそこはすみっコぐらしなので最後はきれいにまとまります。かつて見捨てられぼろぼろだった工場がきれいな映画館へ華麗なる転身を遂げいきいきと働く様子は、まるで使えない奴扱いされてクビになった会社員が別業種の会社で正社員になってバリバリ働いてかつて自分をクビにした会社の取引先になってざまぁするような爽快さです（例えが最悪）
笑って泣けてほっこりして、大人も子供も満足できるのが劇場版すみっコぐらしの特徴ですが、今回はとりわけ働く大人に刺さるんじゃないでしょうか。私が働く会社もロボットアームや見張りマシンが暴走してぶっ壊してくれたらいいのにとか思いました←
とても良い作品ですが、残業帰りの疲れた頭と心で見ると確実に席を立てなくなりますので、見にいく曜日と時間にはご注意くださいw
