<ジャンル>
<おすすめ度>
これも勉強…😭
可もなく不可もなく🤔
そこそこ良かった🙂
すげー良かった😆 ⬅️ココ
全人類見て!!😳
<あらすじ>
田舎の女子高生すずめは、ひょんなことから自宅近くの廃墟で「閉じ師」を名乗る青年ソウタと、猫のような謎の生き物に出会う。「閉じ師」とは、各地に災害をもたらす扉を閉じてまわる特殊な職業で、件の廃墟もそのひとつだった。
扉を閉じる旅の途中だったソウタだが、先ほど出会った猫が再び現れ、ソウタをすずめが持っていた子供用の椅子に封印してしまう。ソウタを元の姿に戻すため、また各地の災害を未然に防ぐため、少女と椅子の不思議な旅が始まった。
<感想>
個人的に「君の名は」も「天気の子」もクソだったので全然期待してなかったのですが(暴言)、思いの外よかったです!メインキャラが棒読みじゃないとこんなにストレス減るんですね←
災害、しかも311という辛いテーマを扱う中で難しいこともあったと思いますが、単なるボーイミーツガール(むしろガールミーツボーイ?)にとどまらず、旅を通して様々な人と出会い成長する少女の物語として素直に感動できました。
行く先々で出会う人がみんな世知辛い世の中の清涼剤のようないい人なのもポイント高かったです。チカちゃん若いのにバイクかっ飛ばしてからの着物で家業手伝いってかっこよすぎんか。
つばめさんが本心ぶちまける場面、そりゃ未婚で小さい子引き取って育ててたら大なり小なりそう思うよなと同情しつつ、いや結婚できないのはすずめのせいってよりそういうとこじゃね?と思ってしまいましたw私の親も過剰に心配する愛の重い人だからすずめの気持ちちょっとわかる😅
そしてあらゆる所で巻き込まれ損の芹沢君wwwこういう可哀想可愛い子好きwwww是非幸せになってほしいです🤣というか若いのに歌の好みがいちいち渋いな。懐メロばっかりかよ生まれてないだろw
後から調べたら神木隆之介君が声当ててると知って意外でした。全然気づかなかった。
びっくりしたのがダイジン。公開当時マスコットみたいな扱いだったけどお前ほぼほぼ悪役じゃん。
なんですずめに執着してるのかはっきりしない上に、あれだけの酷いことしておきながら自分はすずめに好かれてるはずって思い込んでるのが非常に怖くて気持ち悪くて、思わず「これはちょっと優しくしてくれたからって好意があると思い込んでJKに付き纏う勘違い男のメタファーか何か…?」とかいらん考察してました(そんなわけない)
クライマックスではちょっと味方っぽくなってたけど、それまでの言動が酷すぎて焼石に水なんだよな…。「扉のある所に連れて行ってくれてた」って、そもそもなんでソウタを己の身代わりにしようとした?扉へ連れてくにしてもなんでちゃんと説明しない??結局最後まで何考えてるのかよくわからなかったです。
でもこういうキモ怖いキャラがいないと良い人だけじゃ面白くなくなっちゃうから、スパイスとしてはとても良かったと思います。魔女宅で言うニシンのパイの女子的なw
オチもソウタが要石になって世界を守る自己犠牲エンド…と思わせてからの一発逆転ホームランで安心しました。311が題材の上にバッドエンドだったら目も当てらんねーわ。
丸々2時間以上の長さを全く感じさせないテンポの良さが爽快です。日常ファンタジー系お好きな方は是非。