映画とミュージアムと私

映画や博物館など見たものの記録です。ネタバレまみれ注意

ミステリという勿れ特別編

<ジャンル>

ミステリー

 

<おすすめ度>

これも勉強…😭

可もなく不可もなく🤔

そこそこ良かった🙂

すげー良かった😆 ⬅️ココ

全人類見て!!😳

<あらすじ>

①第一話再放送編

身に覚えのない殺人事件の容疑者となった大学生、久能整。やってもいない犯行の証拠が次々と上がっていく中、整は独特のお喋りで若い刑事達を味方につけ、言葉を武器に己の容疑を晴らしていく。主人公が取調室から出ないまま事件を解決する、アームチェアディティクティブ風のストーリー。

 

②タイムカプセル編

大学の同期であるレンから紹介された、おいしすぎる奇妙なバイト。会場で明かされた真の目的は「この建物のどこかにあるタイムカプセルを探して欲しい」ということだった。

渡された暗号のような資料をもとに建物を捜索する整達。やがてタイムカプセルのありかと共に、意外な事実が明らかになる。

 

<感想>

※原作中途半端に読んだニワカ勢です。

 

レン君のコミュ強っぷりやばい。ガロ君に強力なライバルが←

なんて冗談はさておき、まずは第一話について。

もう一回見てやっぱりエンケンさんすげーなと思いました。涙まで完璧にコントロールしてらっしゃる。

この結末は何回見てもやりきれなくて切ないですよね…整君の言ってることがいちいち正論すぎて後半「もうやめて!薮さんのライフは0よ!!」ってなってました_(:0 」∠)_

でも日本のお父さんって結構こういう人多そう。うちの父親もちょっと似てるし。

ギャグシーンはなんといっても整君の「友達も恋人もいません」発言wwwこれ何度見ても笑っちゃう、風呂光ちゃんと池本さんが珍しく息ぴったりwww

突拍子もないことばっか言う整君を普通に受け入れてくれる天達先生は神様か何か?私もこういう人に教わりたかったです😂

青砥さんは薮さんの犯行に薄々勘付いてたという解釈でいいんですかね?今後彼が一番辛いポジションになりそうで可哀想。

 

そして新作タイムカプセル編。

レン君の陽キャ独特の空気読めなさと押し付けがましさ辛いwwwこれぞコミュ強www

最初は坂巻さんが脳腫瘍か脳出血で性格変わっちゃって記憶もおかしくなっちゃった?と思ったんですが、まさかの認知症とは…これは旦那さんも息子さんも辛いやつ…。謎が全部解けた後、多分頭が昔に戻ってる?坂巻さんを見て泣き崩れる息子さんがしんどかったです。序盤やかましかったオバチャンがそっと背中をさすってあげるのも泣けた。

詩の最初の一文字を取ると中途半端に意味が通るっていうの、最初と最後の意味のない文字は本当に何の意味もなかったんでしょうか。原作では何か一捻りあったりするのかな。

そういえばモブの中にいた超でかい体の女性、目立つのでなにかあるのかと思ってずっと見てたんですが、台詞すら一言もなかったですねwモブにしては目立ちすぎるしなんなんあれw

 

<ここから無駄考察>

これ書きながら思ったんですが、女子高生が1人で函館くんだりまで行って1人で国の重要文化財に忍び込んで1人であれだけ大きなタイムカプセルが入る穴ほって1人でバレないレベルに原状回復ってさすがにそれは無理があるのでは…重要文化財なら警備とかいるよね…?

しかも毎日水やり+雨風吹き曝しの花壇に30年埋まってても中の紙類があれだけ美しく保存されてたということは、それなりにしっかりした作りの金属製カプセルと考えられる。

更にタイムカプセルを埋めるシーンから、カプセルの大きさはJK坂巻さんの太ももの真ん中くらいまである。意外とでかかった。演じた南さんの身長が163cmなのでおそらくカプセルは70〜75cmくらい。円筒形なので正確なサイズはわからないけど、重さもまあまあありそう。

ということで、30年前の坂巻さんが実際どうしたのか考えてみました。正解はないのでこんな手もあるかーって楽しんでください。

 

①飛行機

このカプセルをキャリーケースに入れようとすると80〜100リットル級になると思うんだけど、それだと10泊以上向けの超でっかいケースになるので親御さんに説明できないと思う。高3の娘がそんな大きいキャリーケース欲しいとか言い出したら絶対「そんなん買ってどこいくの!?帰ったらどこ置くの!?」って言われる。このレベルだと数万するからまず買ってもらえない。かといって函館までの交通費考えたら高校生の小遣いじゃ厳しいだろうし、30年前じゃメルカリみたいに安く買える手段もない。飛行機は厳しそう。

②フェリー

18歳ならギリ普通免許取れるから可能性はなくはない…か?一応高速バスで上野から函館港まで行けるセットもあるけど、高速バスのトランクに75cmの荷物が入るかどうかが疑問。そもそもトランクがないバスもあるし、安牌なのはレンタカーか親の車借りて…って感じだけど、「お父さんの車かして!フェリーで函館まで行くから!」って言われたら「おいちょっと待て」ってなるよね?w

今調べたらレンタカーだと取得1年未満はベテランが一緒に乗らなきゃだめってとこが多いらしい。両親巻き込んでたらいけなくはないけど、だったら坂巻さんが認知症になったときに親がカプセルの場所教えてくれると思うんだよなー。

③新幹線

トランクや荷物預かりがないので、新幹線にいる間カプセルをどうするかが問題。荷物スペースつき座席ならいけんことはないけど、その場合やっぱり①のスーツケースを親にどう説明するかがクリアできないと…とはいえ④と組み合わせればお値段的に一番現実的かも?

④タイムカプセルを宅配で公会堂近辺のホテルにあらかじめ送った

これは私が旅行のときによく使う変則技。タイムカプセルだけ先にホテルに送っておいて、自分は身一つで現地に向かうパターン。輸送の手間を考えるとこれが一番ありえそうなんだけど、これもいくつか問題があって

・でかい荷物が届くのでホテルスタッフに怪しまれる。伝票の荷物の内訳になんて書くか

・タイムカプセルは通常卒業間際に埋めるもの→当たり前だけど函館の1〜3月は雪の季節。かつ旧公会堂近辺は坂道がものすごく多い。雪慣れしてない関東の人間がでかい荷物抱えて公会堂まで行けるか?(私勝手にミスなかはみんな標準語+広島まで新幹線の描写から東京近辺が舞台だと思ってるんですけど違ったらごめんなさい)

ホテルから公会堂までタクシーも考えたけど、その後公会堂に忍び込むことを考えたら少しでも人目につかない方法を選ぶと思うんですよね。営業中に花壇掘り返すなんて絶対無理だし…。

 

一番ありえそうなのはあらかじめカプセルをホテルへ送る→「卒業旅行」と称して飛行機か新幹線で函館へ→冬季の公会堂の営業は17:00までなので、そんなに遅くないけど人はいなくなるかなっていう時間(20:00〜21:00くらい?)を狙ってホテルから公会堂へ(深夜だとホテルスタッフに止められるリスク)→荷物抱えてなんとか公会堂に入り込む、っていう手段ですがこれは雪の有無で難易度が段違いなので、スケジューリングから神に祈るしかないというか…あと公会堂は夜景の名所である函館山ロープウェイのすぐ近くなので、夜も人や車が途切れないんじゃないかなーとも思ったり。これを決行できちゃうあたり、おちゃめ通り越してとんでもねー人だなっていう印象ですw

 

あともしかしたら公会堂スタッフに協力者がいたのかも?って思います。でないと閉まった後の警備を潜り抜けて1人で穴掘って埋めて…っていう作業がやっぱり納得いかない。学校の建物を作った「函館出身の資産家」が絡んでたら面白いなと思いますが、原作ではその辺何か説明あったんでしょうか🤔